コロッケ、カキのバター炒め

年末に向けて、ストレスたまっていませんか?

気温差で、急激に血圧が上がったりしやすくなります。

仕事も溜まるし、忘年会シーズンで接待増えるし…。

今日は、漢方の中でもメジャーな「柴胡加竜骨牡蛎湯」の紹介です。

もう一つ、柴胡ではなく桂枝を使う「桂枝加竜骨牡蛎湯」もあります。

柴胡の場合は、比較的体力がある、がっちりしている方に使われます。

ストレスなのが原因の精神症状(不安、不眠、動悸、多汗症、異常興奮など)、小児のてんかん、夜泣き。高血圧、動脈硬化などに効果があります。

原因は、体力の低下で、寒や風の邪気が身体の中に入ってしまったことが原因です。

気の流れが悪くなり、水の流れが悪くなってしまいます。

肝気の流れが悪くなり、熱がこもってしまう。

肝は、上昇・発散にかかわるので、のぼせやめまいの原因になってしまいます。

そのまま、心にも影響してしまいます。

心は、神志を司る臓なので、心に熱がこもることで高血圧、精神不安、不眠、神経症が起こりやすくなります。

肝、心の熱を取り除き、気と水の流れを整えていくことが大切です。

 

今回の薬膳は2品ご紹介!

~サツマイモとレンコンの牛肉コロッケ~

サツマイモ、レンコン、牛肉で作ってます!

少し、焦げてしまった…。

サツマイモ、牛肉は気を補う「補気類」。

サツマイモと牛肉はともに、脾胃を強めます。

イライラしているとき、脾胃の働きが低下していることが多いので、補強することが大切です!

ポイントは、レンコン。

レンコンは活血の働きがあります。体の熱をとってくれ、心に働きかけてくれます。熱がこもっている心におすすめ!

 

 

~ホタテとカキのバター炒め~

一番は、牡蠣(ぼれい)カキの殻を使いたいけど…。

身にも精神を安定させる効果は、ばっちりあります。

心血を補うし、肝に作用してくれます。

漢方なら、牡蠣はよく使われますけどね。

薬膳に用いようと思えば、難しい気がする。

ホタテは、潤す効果ですね!

ホタテも、肝に働いてくれます。

 

~作り方~

サツマイモは柔らかくしてからつぶし、食べやすく切ったレンコン、牛を細切れにして、塩・胡椒で味付け。卵を加えて成形し、パン粉につけて揚げました。

簡単コロッケで、ボリュームたっぷりです!

カキ、ホタテはシンプルに醤油とバターで炒めただけです。

今年はカキが豊作みたいなので、大好物の私にうれしい話です!

年末の疲れやイライラも食事で吹っ飛ばしましょう。

忘年会も食材を意識して見てくださいね。

塚子(ツカコ)

 

 

 

薬膳イベント

更新がだいぶ遅れてしまいました。

12/2 薬局で初めての薬膳のイベントをさせていただきました。

テーマは「冷え」

今年はまだ暖かくそこまで寒くないですが、いよいよ寒波がやってくるということで、しっかり身体を温めてもらおうと企画しました。

薬膳は以前にも紹介している「シーフードカレー」です。

生姜、ニンジン、イカ、ホタテ、エビ、玉ねぎで作ってます。

みんなで楽しく準備しました。

ジムさんが丁寧に作ってくれてます!

 

漢方の「四物湯」を薬膳にしたので、血も補う、気も補うのでしっかり身体を温めてもらいました。

クリスマスイベントを兼ねているので、リボン付けました。

白衣ではなくエプロンで!

勉強不足を痛感しました。

初めての経験で、とてもいい勉強になりました。

今後、さらなる発展ができるように頑張ります!

塚子(ツカコ)

エビと紫蘇の春巻き

だいぶ寒くなり、乾燥がひどくなってきましたね。

体を温めないといけないのに、冷たい食材や食べ物を食べていませんか?

今日は、冬支度の漢方を紹介します。

「温経湯」

おもに…。

・更年期障害で冷えを伴う

・手荒れ、湿疹、しもやけ

・不妊

に使われる漢方です。

下半身の冷えがポイントになります。

下腹部の冷えは、陽気の不足で冷えてきます。陽気は身体を温めるので、陽気が不足すると、冷えが起こります。とくに女性では子宮の気血の巡りが悪くなります。

気血の流れが悪くなると、古い血が体に残ってしまい、新しい血が作られなくなります。新しい血が作られない=血が不足する事になるので、臓器をめぐる気も不足してしまいます。

気血の巡りの悪化が腹痛、月経痛につながります。

血の巡りが悪くなるのは、子宮だけでなく皮膚にも影響します。

皮膚の栄養は、血になります。血が不足することで、手荒れ、しもやけの原因につながります。

気の巡りの悪化も、体を守る力も弱くなりますし、血の漏出を防ぐ働きもあります。

下半身の冷えは、上半身に熱がこもる原因になり、のぼせ、頭痛、不眠、手のほてりにつながります。陽気は上昇する性質だからです。

では治療は、

・陽気の不足を補う。

・気、血の巡りを良くすること。

この2点に注意してみてください。

 

今日の薬膳は、

~エビと紫蘇の春巻き~

食材は、エビ、紫蘇 になります。

 

エビは、助陽類になり、陽気を補う食材です。

腎陽を増強します。そして陽気を温めて、胃の働きを促進し食欲を増進してくれます。

正気を補うことで、皮膚や筋肉の毒を排出してくれます。

温性なので、体を温める食材になります。

 

紫蘇は、辛温解表類です。

紫蘇は、気の巡りを改善してくれる効果があるので、寒いときにおすすめの食材になります。また血流の改善におすすめです。

簡単なレシピで体を温めることができるので、ぜひ作ってみてください!

塚子(ツカコ)

 

鮭のちゃんちゃん焼き

今日は、女性が一番悩む「生理」

「生理」関係でよく処方される漢方のご紹介。

~桂枝茯苓丸~

ドラッグストアでも売られているので、比較的身近な漢方だと思います。

私も飲もうかなと思っている漢方なのですが。

・月経痛

・更年期障害の冷え、のぼせ、めまい、精神不安など

・皮膚炎、蕁麻疹なので皮膚疾患

などに用いられます。

女性が悩むのをすべて解決してくれそうな漢方なのですが。

ニキビで悩む方も服用されています。

原因は、下腹部の血流の悪さです。

桂枝茯苓丸=瘀血(おけつ)の改善と私は覚えています。

瘀血は、4つの特徴を覚えるように、国際薬膳師の試験の時にいわれました。

1、疼痛:痛む場所は同じで、針で刺すような痛み。触ると痛くなる。

2、紫紺:色が黒っぽい。顔色が暗い、爪が青黒い、あざなどができやすい。

3、腫塊:固まり。生理出血などの固まりの事。

4、出血:生理不順などの不正出血。血尿、血便等も入る。

血の流れが悪いことで起こります。

血と同じ動きをするも影響され、気の流れが悪くなります。

気の流れの悪化で、肩こり、のぼせ、手足の冷えの原因になります。

冷えることで、下腹部痛、月経痛が起こりやすくなります。

また、水の代謝も悪くなるので、めまいや頭重が起こりやすくなります。

水の代謝、血流の悪さが原因で皮膚疾患が起こる原因にもなります。

治療のポイントは、血流の改善ですが、どうやって改善するか。

・身体を温めてあげる。

・気の流れを良くしてあげる。

・水の代謝を促す。

この3つを今回は意識しました。

今日の薬膳の紹介

~鮭のちゃんちゃん焼き~

食材は、鮭・ジャガイモ・玉ねぎ・ほうれん草・コーン です。

バターを入れて、味噌バターにしてます。

 

治療ポイント1:体を温める作用

体を中から温める温裏類で、「鮭」を使っています。

鮭は、脾胃を温めて運化機能を高めます。そして胃の働きを調和します。

また、気を補う効果もあるので臓腑の働きを高めてくれます。

 

治療ポイント2:気の流れを改善する。

理気類である、玉ねぎを使用しています。

よく使っているので、過去の記事を参考にしてみてください。

 

治療ポイント3:水の代謝を改善する。

利水滲湿類である、トウモロコシを使用しました。

浮腫み取りですね。トウモロコシは、利尿作用で余計な熱を取り除く効果があります。

瘀血では、余計な熱が発生してしまいます。なので、余分な熱を取り除くのに使いました。

生理の辛さも、薬膳で気分を変えてみましょう!

では。

塚子(ツカコ)

金針菜の炒め物

今日は、漢方の紹介ではなく薬膳ならではの食材を紹介します。

・金針菜

中華料理ではよく用いる食材です。

生では有毒なので、火を通していただきます。

日本では、よく乾燥した金針菜が売られています。

なぜ、この食材にしたか…。

実は、ここ数日胸痛に悩まされているんです。

突然、みぞおちのあたりが、刺すような痛みがあり、痛みで息が苦しくなるくらいの痛みがありました。

生理前のこともあり、姿勢が悪かったのかなと思ったのですが、あまりにも突然来たのでびっくりしまして。

実はその痛みが起こった時、かなりのストレスを抱えていて、精神的にもしんどい状況でした。

姿勢だけではなく、ストレスからくるものかもしれないなと思い、この食材を選んだわけです。

 

中医学の診断では、「血瘀阻滞症」だと思います。

おもな症状は、胸あるいは頭が刺すように痛む。部位も固定しており夜に重くなる。

胸の痛みが起こった時も、実は夜だったんです。

原因としては、寒くなったことで寒邪が侵入し、心の陽気が低下してしまうことで、体が冷えてしまいます。

それにより、血・気の巡りが悪くなることで痛みが起きてしまいます。

治療としては、

・気、血の流れを改善すること。

これが一番です。

精神的に来ているということは、気の流れが悪くなっている証拠ですからね。

 

では、今日の薬膳。

~金針菜の炒め物~

食材は、金針菜、豚肉、キャベツ、黒ゴマです。

金針菜は、「利水滲湿類」です。

熱を取り除き、利尿作用により浮腫みを取り除きます。

金針菜の別名が、「忘憂」といい、元気がなく憂鬱な時に効果的と言われています。

日本では乾燥しているものが多く、中国からの輸入品が多いと思います。

なので、2時間ほど水で戻して使うのですが、30分ぐらいで水が黄色になってしまうので、30分ごとに交換すると色が抜けるます。

それから用いましょう。味もほぼないので、なんでも料理に使えますよ!

今回、心が悪くなっているのですが、心だけ改善するのではよくありません。

五臓の流れで、心のは腎の影響を受けます。

腎に良いもの。それは滋陰類です。

ポイントは、黒ゴマ

黒ゴマには、肝と腎を滋補してくれます

腎は、心に影響してくる、「腎と肝」の両方を養ってくれるので、用いました。

キャベツの補気作用、豚肉の潤す作用も忘れずに用いていますよ。

食べてから少し時間がたつと、気が楽になり肩の力が抜けてきました。

少しづつですが、胸痛も楽になっています。

ぜひ金針菜使ってみてください!

塚子(ツカコ)

 

 

 

トマト鍋

ご無沙汰になってしまいました。

風邪を引きかけ、体力も少し落ちていたのかしんどい時が多くなりまして、更新が遅れてしまいました。

紹介したい薬膳は沢山あるのに、ごめんなさい。

風邪を引くとき、私は必ず「のど」から来ます。

私は、「のどが痛むな」と感じれば、ひどくなることが多いので、薬膳でひどくならないようにしました。

のどの風邪を引かれる方が多いので、今日はそんなときによく出る漢方から紹介します。

 

「小柴胡湯加桔梗石膏」

 

 

基本は、小柴胡湯になります。

小柴胡湯は、気管支炎や湿った咳、吐き気を伴う風邪、長引いている風邪、扁桃炎、リンパの腫れや炎症症状など、幅広く使われる漢方になります。

 

原因は、体表の奥に寒が侵入するためです。

体表の気の巡りが悪くなって、悪寒がしだしたり。

気の流れを悪くするため、肺気が上昇し、のどに痛みが出てきたり。

脾の働きを低下させるので、気を生産できなくなり、疲労や食欲不振が起こったり…。

いろいろな症状に用いられる小柴胡湯。

 

その小柴胡湯に加えたのが、「桔梗石膏」という漢方です。

 

咽頭が腫れて痛む、扁桃炎や扁桃周囲の炎症に用いられます。

肺の気が上昇すると、肺に熱が発生してのどの痛みにつながります。

今回は、のどの風邪に注目しているので、治療としては、

・肺の機能を正常にする。

・のどの熱をとる。

この2つのポイントが大事になります。

そのポイントを押さえた薬膳料理を紹介します。

 

~トマト鍋~

食材は、鶏肉・キャベツ・玉ねぎ・人参・ジャガイモ・トマト・マイタケになります。

まずは、トマト。トマト缶を使ってスープを作っています。

味付けは、塩・胡椒・チキンスープです。

清熱類の分類になり、身体の熱をとる食材です。

冷たいものだと、体を冷やしてしまうので、トマト鍋にして熱々にしたわけです。

津液を生み出し、乾燥を防いでくれるので、乾燥が嫌いな「肺」にはおすすめです。

また、お腹の調子も整えてくれるので食欲不振にもおすすめです。

 

鶏肉・キャベツ・人参・ジャガイモ・マイタケは、気を補う食材「補気類」になります。

風邪を引いているのでね。しっかり気を補うことが大切です。

その中でもポイントなのが、鶏肉です。

のどが痛む時、肺の気の流れは逆上しています。

つまり、気の流れを下げないといけないんです。そこで一役買ってくれるのが、鶏肉なんです。

鶏肉には、気を降ろして逆上を止める作用があります。

この2つの食材を使って、アレンジしてみてもいいと思います。

私は、この鍋のおかげで、次の日からのどが痛くなくなりましたよ。

のどの予防にぜひ作ってみてください!

塚子(ツカコ)

 

 

海老とニラの水餃子鍋

だいぶ寒くなってきましたね。

昨日は、自転車で帰るのが本当に辛かった。

24節季では、もうすぐ立冬です。冬の始まりです。

気温差が大きいので、暖かくしましょうね。

今日は、体を温める漢方を紹介します。

「真武湯」

冬は、五臓において“腎”が影響してきます。

腎が冷えてしまう、すなわち腎の陽気が不足してしまうことで、腎そのものの機能が落ちてしまったり、脾が冷えてしまう原因にもなります。

腎は、水の代謝に関わる五臓です。

腎臓がそうですよね。体のろ過の機能を担っているとても大切な臓器です。

五臓の腎も水の働きに関わり、成長にも関わる臓器になるため、腎が冷えることで水の代謝が悪くなってしまいます。そのため、尿量が低下してしまう恐れがあります。

また、脾も冷えてしまいます。

腎の相剋の関係である、脾に影響するためです。

脾が冷えることで、脾胃の働きが低下し、気の生成が低下してしまいます。

また、脾胃に湿がたまりやすくなるため「心」の働きも低下しやすく、皮膚にも影響し蕁麻疹や湿疹等に影響しやすくなります。

治療のポイントは、

・腎に陽気を補う

・脾胃の湿をとってあげる。

・脾胃の働きを整えてあげる。

この3点を意識しましょう。

 

今日の薬膳は、

~エビとニラの水餃子鍋~

水餃子がうまく取れてないのですが…。

水餃子の種が、ニラ・エビ・豚のひき肉

鍋の具材として、白菜・浅利

 

・エビ(助陽類)

陽気を補う食材です。

陽気を温め、胃の働きを促進し食欲を増進します。また、正気を補い、毒を皮膚や筋肉から排泄する効果があります。

そのため、冷え性や食欲不振に効果があるのはもちろんですが、皮膚の化膿にも効果がある食材になります。

 

・ニラ(温裏類)

体の中から温める食材です。

陽気を温めることで、体の冷えを取り除きます。また、活血作用もあるので、血の滞りを改善してくれます。

 

・浅利(化痰類)

痰を取り除く分類です。

体の熱を取り除く効果もありますが、身体を潤してくれるので、乾燥にはピッタリです。

 

・白菜(清熱類)

熱を取り除く分類です。

イライラを改善してくれる効果があります。消化不良にもおすすめです。

 

~作り方~

豚肉は、ミンチで。

ニラを細かく切り、エビは下処理をして細かく切りましょう。

ミンチの豚肉とニラ、エビを入れて混ぜます。

味付けは、紹興酒、しょうゆ、塩・胡椒 です。

餃子の皮で包んでいけば、出来上がります。

鍋のだしは、紹興酒のみです。

付けダレで、しょうゆ・豆板醤のたれを作りました。

体が温まる一品です。

変わり種の鍋になります。体もお腹もぽかぽかに。

ぜひ参考に作ってみてください!

塚子(ツカコ)

 

豚肉のソテー~梨ソース~

更新が遅れてしました。

ごめんなさい。今週本当にバタバタしており、薬膳も作れていない状況でした。

12月にセミナーを開催予定で、その準備にも追われております。

少しづつの更新になってしまい、本当に申し訳ないです。

インスタグラム(mahotsukada)では、日々の料理等も載せていますので、参考にしてみてください!

今回は、咳の漢方をご紹介します。

以前、麦門冬湯や滋陰降火湯を紹介しておりますが、今日は長引く風邪での漢方を紹介します。

「柴陥湯」

長引く咳で、胸が痛い…。

咳をしすぎてつらい…。

そんな症状で使われる漢方です。

気温の変化で、風邪を引いてしまい、なかなか治りがよくない。

そんな方が多いなと感じていました。

外からの邪気、今の時期なら「燥邪」が影響しますが、いつもは気の流れ衛気によって外からの邪気の侵入を防いでいます。

しかし、気の巡りが悪く、気が不足することで邪気が侵入し、風邪を引くことになります。

気の流れが悪くなる=水の流れも悪くなるため、潤いがとても大切な肺が乾燥してしまい、肺の働きが低下し、痰が生成されやすくなります。

また、気の巡りの悪化で、肝・胆に熱がこもりやすくなります。

この状況も、肺を乾燥させる原因になりますし、脾胃の働きも低下させる原因にもなるので注意が必要です。

肺は、全身の気の生成と巡りに関係しているので、大切にしましょう。

治療のポイントは、

・邪気を追い払う

・胸部(肝・胆・肺)の熱を取り除く。

・肺を潤す

この3つのポイントを意識しましょう。

今日の薬膳は、「豚肉のソテー~梨ソース~」です。

材料は、豚肉・梨・生姜 です。

ポイントは、です。秋の味覚ですよね!秋の食べ物は、咳に関わる食べ物が多いんですよ!

梨は、肺の機能を改善する「̪止咳平咳類」になります。

・熱を取り除き、痰を取り除きます。

・津液を生じさせ、乾燥を防ぎ、潤いを与えます。

疲労回復効果もあります。

豚肉は、滋陰類でしたね。熱を取り除く効果と潤いを与えるために、使いましたよ。

生姜は、辛温解表類でしたね。風邪の時に用いることが多い分類で、邪気の発散に使いましたよ。

~梨ソースの作り方~

梨の皮をむいて、すり下ろします。食感を楽しみたいなら、みじん切りがおすすめです!

生姜も好みですりおろしや、みじん切りにしておきましょう。

鍋に下ごしらえした梨・生姜を入れて火を入れます。

味付けは、酒・醤油です。生姜も効いているので、梨の甘さがいい感じになります。

さっぱり食べれるので、ぜひ作ってみてくださいね!

塚子(ツカコ)

サツマイモのポタージュ

今日は、便秘のお話。

女性に起こりやすい便秘。

体の中に熱がこもることで起こりやすくなります。

便秘は、肌荒れの原因にもなるので、美容の大敵です。

今回の漢方は便秘によく使われる漢方を紹介します。

「大黄甘草湯」です。

この漢方は、便秘や吐き気、腹部膨満感によく処方されます。

原因は、胃腸に熱がこもるからです。

胃腸に熱がこもり、腸内の便が乾燥し、便秘が起こります。

そして、体内の気の流れが悪化し、腹部膨満感が起こりやすくなります。

また、胃の気が逆上し、嘔吐が起こりやすくなります。

胃腸に熱がこもりやすくなる原因は、ストレス・脂っこいもの・辛いものの食べ過ぎが原因の事が多いです。

食生活の偏りも、気を付けましょう。

治療のポイントは、食生活を見直すことも大切ですが…。

・胃腸の熱を取り除く。

・体内の気の流れを改善する。

・胃の上逆を抑える。

この3つが改善するポイントです。

今回は、便秘にいい薬膳を紹介します!

~サツマイモのポタージュ~

サツマイモをゆでて、柔らかくなれば、フードプロで牛乳を加えながらつぶしてます。最初は、少し固まってしまうので気を付けてくださいね。

味付けは、塩・胡椒のみです。サツマイモの甘さがほっとします。

ベーコンを入れれば、さらにおいしくなりますよ!

 

~カボチャとチーズのサラダ~

カボチャサラダは、カボチャを軽くつぶし、少し牛乳を入れてなじませました。

そこに、カッテージチーズ、マヨネーズ、塩・胡椒を入れて軽く混ぜれば出来上がりです。

今回使用した食材は、サツマイモ・カボチャ・チーズ・牛乳です。

サツマイモとカボチャは、気を補う食材です。

サツマイモは、胃腸の働きを整えてくれます。そして、腸を潤す効果があり、便秘に効果があります。

潤す効果では、やはりチーズと牛乳が一番!

チーズと牛乳は滋陰類なので、体を潤す効果がありますね。

チーズは、便秘を改善してくれる食材になります。

もちろん、便秘を目的とした「瀉下類」があり、有名なのはアロエになります。

また、今が旬のイチジクも便秘を改善してくれる食材です。

いろいろありますが、便秘を出すための食材を取り入れるのも大事ですが。

気を補うことも大切なので、今回は、気を補いつつ便秘を改善する食材を紹介させていただきました。

サツマイモがとてもおいしい季節で、あたたかいポタージュにしてみたかったので、作ってみました。

カボチャサラダは、絶品とほめてくれたので、またアレンジして作りたいな。

ぜひ作ってみてください!

塚子(ツカコ)

カキと豚肉のプロシェット

投稿が遅くなりました。

仕事と両立しているため、思うように投稿が進まず、楽しみにしている方には、申し訳ない状態です。

さて…。

今日の漢方は、「当帰飲子」です。

皮膚科の門前で働いているので、乾燥してきている方が目立ってきました。

私はいつもお風呂上りに、ハトムギ化粧水を身体の保湿で使用しています。ハトムギは化膿に効果があるため、蕁麻疹が起こりやすい私には、本当に重宝しています。

「当帰飲子」の処方が増えてきたなということは、乾燥の季節になったということです。

この当帰飲子は、ほとんどが湿疹やかゆみの場合で適応になります。

炎症が起こっている肌ではなく、カサカサの状態です。

原因は、「血の不足」から起こります。

血が不足することで、皮膚が養われず、体表から邪気が入り込むことで、乾燥や湿疹、かゆみが起こりる原因になります。

血が作られる場所、「肝」なのですが、血はもともと“陰”の作用があります。

しかし、血が不足することで、“陽”が過剰になり熱が生じるようになります。

肝の熱が原因で、「内風(ないふう)」と呼ばれる風が起こります。猛暑の熱波みたいな風をイメージしてください。

内風の主な症状は、頭のあたりで起こりやすい、めまい・痙攣・震え・しびれ・イライラ等です。

この内風が原因で、体表に移ると蕁麻疹や湿疹が起こりやすくなり、かゆみも伴います。

治療のポイントは、

・血を補うこと

・内風を抑えること

・体表の邪気を追い払うこと 

になります。

 

では、当帰飲子を参考にした薬膳

~カキと豚肉のプロシュット~

食材は、カキ・豚肉 です。

食材のポイントは、カキです。

カキの殻、「牡蠣(ぼれい)」は漢方になります。

分類は、平肝熄風類(へいかんそくふう)になります。

難しい言葉ですが、内風を押さえてくれる分類になります。

 

カキの殻を調理するのは難しいので、身での料理になります。

カキは、滋陰類になります。

・陰液を滋養し、血を養います。

・心血を補い、精神を安定させます。

・熱を取り除き、毒を排泄させます。

ほてり・のぼせ・心神不安等に効果があります。

亜鉛が多いため、貧血予防にもなります。

豚肉も同じ分類なので、潤いを与えてくれる食材です。

この組み合わせなら、乾燥対策に良いなと思い紹介させていただきました。

<作り方>

カキの下ごしらえをしたら、片栗粉をまぶして豚肉をまいていきます。

油を引いたフライパンに並べて、しっかり火を通してくださいね。

ノロウイルスが怖いので。塩・胡椒で味付けしたら完成です。

最近では、下ごしらえ済みのカキが販売されいるので、簡単に調理しやすくなっています。

これからの旬のカキを取り入れて、潤いのある肌を目指しましょう!

 

塚子(ツカコ)