クリスマス薬膳①

大変お待たせしました。

仕事が大変で、なかなか薬膳が作れず…。

クリスマスとのことで、クリスマス薬膳を紹介しようと思います。

スペシャル記事になります!

ポイントとしては、仕事の疲れや気温差での体調の崩しやすさ、インフルエンザがピークに向かっているので体を強くするのを目的にしています。

4品を紹介するので、2つずつに分けます。

一品目

~ほうれん草のスコッチエッグ~

綺麗な緑色が出ました。

食材は、ほうれん草、牛肉、卵です。

1、ほうれん草は「補血類」になり血を補います。

血虚になると貧血の症状なのですが、不眠にも作用してきます。

血にかかわる五臓が心になるので、心の働きが低下することが原因です。

働きすぎてしんどいのも「心」の作用が低下しているので、ぜひ血を補うことを意識してみてください。

ただし、ほうれん草は体を冷やす性質があるので、冷え性の人は食べ過ぎ注意です。

2、牛肉は、「補気類」で、気を補う作用です。

牛肉も血を補う作用も併せ持ちます。

疲労、めまい、浮腫みにも効果があります。

3、卵は、「滋陰類」で、体を潤す作用と熱をとる作用があります。

体を潤す効果があり、のどの痛みに効果があります。風邪を引いてのどが痛くて声が出せないときなどにおすすめです。

また、卵にも血を補う作用もあります。(胎児を安定させる効果があり、流産等を予防する効果があります。)

精神不安にも効果があります。

<作り方>

ほうれん草をフードプロセッサーで細かくし、牛ミンチに混ぜてハンバーグの元を作ります。

あらかじめ卵はゆで卵にしておいてくださいね。

ほうれん草のタネにゆで卵を包みます。パン粉をつけてあげれば完成です。

二品目

~ラザニア~

食材は、トマト、レンズ豆、牛肉、パスタ(小麦)です。

1、トマトは、「清熱類」で、熱をとる分類です。

食欲不振に効果が高いんです。また乾燥も防ぐ効果があります。

体を冷やすので、食べ過ぎには注意してください。

忘年会続きで、消化が衰えている時はおつまみに!

2、レンズ豆

ごめんなさい…。分類がわかりません。

レンズ豆には、ミネラルが他の豆に比べて多いので、薬剤師としてミネラルの話を書きます。

レンズ豆に含まれるミネラルで多いのが、鉄・カリウムが多いのが特徴です。

カリウムの多さが、ポイントです。

細胞には、ポンプという通路があります。

この通路で、ナトリウムとカリウムが細胞の外と中で入れ替えています。

細胞の外に多いのが、ナトリウム。細胞の中に多いのがカリウムです。

交換する数が平等だといいのですが、数が違います。

ナトリウムは3つ、カリウムは2つです。これでバランスを取りますが、塩分が多い食事では、ナトリウムが多くなりカリウムが不足してしまいます。なので、カリウムをとることが、大事なんです。

なので、カリウムが多い食材を使うがおすすめです。

レンズ豆、ぜひ使ってみてくださいね!

3、パスタ(小麦)

小麦はトマトと同じ「清熱類」です。

小麦は、熱を取り除く効果でイライラを改善する効果があります。

小麦も血を補う効果があるために、精神を安定させてくれます。

また、脾胃を元気にする効果もあるので下痢などにもおすすめです。

まずは、2品でご紹介。次に進みます!

ツカコ

鮭のちゃんちゃん焼き

今日は、女性が一番悩む「生理」

「生理」関係でよく処方される漢方のご紹介。

~桂枝茯苓丸~

ドラッグストアでも売られているので、比較的身近な漢方だと思います。

私も飲もうかなと思っている漢方なのですが。

・月経痛

・更年期障害の冷え、のぼせ、めまい、精神不安など

・皮膚炎、蕁麻疹なので皮膚疾患

などに用いられます。

女性が悩むのをすべて解決してくれそうな漢方なのですが。

ニキビで悩む方も服用されています。

原因は、下腹部の血流の悪さです。

桂枝茯苓丸=瘀血(おけつ)の改善と私は覚えています。

瘀血は、4つの特徴を覚えるように、国際薬膳師の試験の時にいわれました。

1、疼痛:痛む場所は同じで、針で刺すような痛み。触ると痛くなる。

2、紫紺:色が黒っぽい。顔色が暗い、爪が青黒い、あざなどができやすい。

3、腫塊:固まり。生理出血などの固まりの事。

4、出血:生理不順などの不正出血。血尿、血便等も入る。

血の流れが悪いことで起こります。

血と同じ動きをするも影響され、気の流れが悪くなります。

気の流れの悪化で、肩こり、のぼせ、手足の冷えの原因になります。

冷えることで、下腹部痛、月経痛が起こりやすくなります。

また、水の代謝も悪くなるので、めまいや頭重が起こりやすくなります。

水の代謝、血流の悪さが原因で皮膚疾患が起こる原因にもなります。

治療のポイントは、血流の改善ですが、どうやって改善するか。

・身体を温めてあげる。

・気の流れを良くしてあげる。

・水の代謝を促す。

この3つを今回は意識しました。

今日の薬膳の紹介

~鮭のちゃんちゃん焼き~

食材は、鮭・ジャガイモ・玉ねぎ・ほうれん草・コーン です。

バターを入れて、味噌バターにしてます。

 

治療ポイント1:体を温める作用

体を中から温める温裏類で、「鮭」を使っています。

鮭は、脾胃を温めて運化機能を高めます。そして胃の働きを調和します。

また、気を補う効果もあるので臓腑の働きを高めてくれます。

 

治療ポイント2:気の流れを改善する。

理気類である、玉ねぎを使用しています。

よく使っているので、過去の記事を参考にしてみてください。

 

治療ポイント3:水の代謝を改善する。

利水滲湿類である、トウモロコシを使用しました。

浮腫み取りですね。トウモロコシは、利尿作用で余計な熱を取り除く効果があります。

瘀血では、余計な熱が発生してしまいます。なので、余分な熱を取り除くのに使いました。

生理の辛さも、薬膳で気分を変えてみましょう!

では。

塚子(ツカコ)

サツマイモのポタージュ

今日は、便秘のお話。

女性に起こりやすい便秘。

体の中に熱がこもることで起こりやすくなります。

便秘は、肌荒れの原因にもなるので、美容の大敵です。

今回の漢方は便秘によく使われる漢方を紹介します。

「大黄甘草湯」です。

この漢方は、便秘や吐き気、腹部膨満感によく処方されます。

原因は、胃腸に熱がこもるからです。

胃腸に熱がこもり、腸内の便が乾燥し、便秘が起こります。

そして、体内の気の流れが悪化し、腹部膨満感が起こりやすくなります。

また、胃の気が逆上し、嘔吐が起こりやすくなります。

胃腸に熱がこもりやすくなる原因は、ストレス・脂っこいもの・辛いものの食べ過ぎが原因の事が多いです。

食生活の偏りも、気を付けましょう。

治療のポイントは、食生活を見直すことも大切ですが…。

・胃腸の熱を取り除く。

・体内の気の流れを改善する。

・胃の上逆を抑える。

この3つが改善するポイントです。

今回は、便秘にいい薬膳を紹介します!

~サツマイモのポタージュ~

サツマイモをゆでて、柔らかくなれば、フードプロで牛乳を加えながらつぶしてます。最初は、少し固まってしまうので気を付けてくださいね。

味付けは、塩・胡椒のみです。サツマイモの甘さがほっとします。

ベーコンを入れれば、さらにおいしくなりますよ!

 

~カボチャとチーズのサラダ~

カボチャサラダは、カボチャを軽くつぶし、少し牛乳を入れてなじませました。

そこに、カッテージチーズ、マヨネーズ、塩・胡椒を入れて軽く混ぜれば出来上がりです。

今回使用した食材は、サツマイモ・カボチャ・チーズ・牛乳です。

サツマイモとカボチャは、気を補う食材です。

サツマイモは、胃腸の働きを整えてくれます。そして、腸を潤す効果があり、便秘に効果があります。

潤す効果では、やはりチーズと牛乳が一番!

チーズと牛乳は滋陰類なので、体を潤す効果がありますね。

チーズは、便秘を改善してくれる食材になります。

もちろん、便秘を目的とした「瀉下類」があり、有名なのはアロエになります。

また、今が旬のイチジクも便秘を改善してくれる食材です。

いろいろありますが、便秘を出すための食材を取り入れるのも大事ですが。

気を補うことも大切なので、今回は、気を補いつつ便秘を改善する食材を紹介させていただきました。

サツマイモがとてもおいしい季節で、あたたかいポタージュにしてみたかったので、作ってみました。

カボチャサラダは、絶品とほめてくれたので、またアレンジして作りたいな。

ぜひ作ってみてください!

塚子(ツカコ)

蒸野菜の肉みそ添え

気温差でバテていませんか?

気温が下がり、お腹が冷えたりしていませんか?

今日の漢方は「補中益気湯」

中焦と言われる、脾・胃のバテなどに使われやすい漢方になります。

脾の働きが低下すると、気・血が作りにくくなり、気虚・血虚の症状が起こりやすくなります。

気虚は、息切れやだるさが起こりやすくなります。

血虚は、身体のしびれ、めまい、動悸、不眠、多夢などが起こりやすくなります。

また、血は、肌・髪のツヤ、乾燥肌にも影響してきます。

ここで、注目なのは「汗をかきやすくなる」ということです。

気が不足すると、「血管・汗腺の調節がうまくできにくくなること」で多汗症が起こる原因にもなります。

実際、漢方薬局で勤務していても、多汗症に悩まれて受診される方もいらっしゃいます。

脾胃が弱いのかなと感じることもあり、脾胃にかかわる漢方を服用されている方も多いです。

食欲がない場合では、「食べたくない」というよりは、「食事がおいしくない」と感じる場合が多いです。

また、のどもよく渇くことも特徴で、冷たいものより、暖かいものが飲みたいと感じる方は、注意してみてくださいね!

主な治療のポイントは、

・脾の働きを強めること。

・気、血を補うこと。

・体表に気をしっかり巡らせること。

では、補中益気湯をテーマの薬膳を紹介します。

 

~蒸野菜の肉みそ添え~

すごくシンプルです。

最近、野菜を沢山食べたくて、蒸野菜にすることが多いです。

(もちろん、これだけでは足らないので、×3くらいは食べちゃいました💦)

食材は、鶏肉・人参・マイタケ・キャベツです。

すべての食材が気を補う分類の「補気類」です。

ニンジンは、血も補う効果もあります。

鶏肉・キャベツは、補気類でも、脾胃の気を補うのに適しています。

そして、肉みそが本当においしかった!これだけでごはんも進みますよ。

 

~肉みその作り方~

私は、牛の細切れをフードプロセッサーでミンチにしました。

(スーパーでミンチが売り切れてたんですよ…。)

面倒なら、牛ミンチでいいですよ!

牛ミンチを油を引かずに炒めていきます。結構な油がでるので、あえてです。

そこに、生姜のみじん切り、又はすりおろしを入れて、炒めていきます。

先にみりんを加え、次にしょうゆを加えて炒めます。火を止めてから味噌を加えて完成です。もう少し甘味が欲しいなら、お砂糖を入れても大丈夫です!

新米の季節で、炊き立てごはんに合いますよ!

生姜は、脾胃を温めてくれる食材です。

補中益気湯にも含まれているので、生姜を使うのはポイントです。

作ってみてくださいね。

塚子(ツカコ)

 

 

 

六君子湯

更新遅くなりました。

仕事が終るのが遅くなり、帰ってきてからすぐに寝てしまいました。

そして、お腹の調子が良くなくて、しんどい日々が続きました。

私みたいに、お腹の調子がよくない方が今多いです。

季節の変わり目と、この気温差でバテてしまうからですね。

台風の影響で蒸し暑かったり、雨が降れば寒かったり…。

今日は、お腹の状態に良く処方される漢方から。

「六君子湯」

漢方の中でも、有名人の「六君子湯」

お腹の調子や、うつなどに効果があります。

まず、ストレス・疲労・不規則な食生活が原因になります。

脾気の不足が一番の原因で、脾の働きが低下します。

それに伴い胃の働きも落ちます。

(以前にも書いてますので、復習として)

胃の働きが落ちるので、消化不良・食欲不振・胃痛が起こりやすくなります。

さらに、胃が冷えることで胃気が逆上してしまい、嘔吐や吐き気が起こりやすくなります。

脾の働きが低下すると、さらに気が作らず不足するため、疲労・内臓下垂・冷えが原因になり、また血も作りにくくなるため、貧血・手足の冷えが起こります。

胃に水も溜まってしまうので、軟便や下痢にもつながります。

では、構成生薬です。

人参・白朮(蒼朮)・茯苓・半夏・陳皮・大棗・生姜です。

1、胃の働きが低下

人参・白朮が、脾の気を補い消化機能を高めます。

陳皮・大棗・生姜・甘草が、胃の働きを高めます。

2、胃が冷えて気が逆上し、水の代謝が低下

半夏・生姜が、胃を温めて、胃気の逆上を押さえます。

茯苓・白朮(蒼朮)が、水の代謝を改善してくれます。

気を補うことができると、血も生み出すことができるようになります。

では、今日の薬膳。

・マイタケとホタテの和風スープ

キノコが旬なので、取り入れました。

マイタケは気を補う効果があります。

ホタテは、滋陰類です。

1、陰液を滋養し、虚弱を補う効果があります。

2、脾胃の働きを整え、食欲増進効果があります。

口渇・のどの乾燥・消化不良・倦怠感に効果があります。

 

・豚肉とねぎのあんかけ豆腐

・豚肉は、滋陰類でしたね。

陰液を補い、身体を潤す効果があります。

・ネギは、生姜と同じ分類の辛温解表類でしたね。

身体を温める作用に、陽気を流す作用があります。

・豆腐は、清熱類ですね。

熱を取り除く効果に、気を補う作用もあるので、脾胃の働きを整える作用がありました。

冷たいまま食べると冷えやすくなるので、温めてから食べるがこれからの季節にはおすすめです。

手軽に使える食材ばかりなので、ぜひ!

塚子(ツカコ)

 

 

月経痛~腸癰湯(ちょうようとう)~

今日は、腸癰湯(ちょうようとう)という漢方を紹介します。

小太郎製薬でしかない漢方になります。

最近服用する女性の方が多くなってきているので、紹介します。

名前の通り、腸で炎症が起こっている場合に使われる漢方です。

腸癰(ちょうよう)とは、腸にできた膿をもつおできのことを指します。

虫垂炎も効果がありますが、女性に多い「月経痛」で使われ、生理不順にも効果があります。

月経痛が起こる原因を説明します。

まず、「血に熱が発生する」ことが問題になります。

血に熱が発生することで、出血・生理不順が起こりやすくなります。

そして、下腹部の血流が悪化し、腸に熱がこもり膿が作り出されます。

これにより、月経痛・下腹部痛、虫垂炎が起こる原因になります。

では、腸癰湯に含まれる生薬を見ていきます。

ヨクイニン、冬瓜子、桃仁、牡丹皮 です。

膿を取り除くものは、ヨクイニン、冬瓜子です。

この2つの効能に、腸癰があります。

ヨクイニンは、以前にも紹介しています。

(カテゴリーの身体の熱が気になる方へを見てください。)

ヨクイニンは、「利水滲湿類」です。

浮腫みに良いとお話ししています。

ヨクイニンの効能にも膿をとる効果があります。腸の膿はもちろんですが、皮膚の化膿にも使われます。

冬瓜子は、「化痰類」になります。痰を取り除く分類になります。

冬瓜子は、冬瓜の種の部分です。皮は、また別の効能があるんですよ!

 

桃仁、牡丹皮は血の滞りを改善し、流れを良くします。

桃仁は、「活血化瘀類」になります。

桃仁も腸癰を改善する効能があります。

牡丹皮は、「清熱涼血類」です。

なかなか聞きなれない分類です。血の熱を取り除くということです。

癰腫を改善する効果があり、こちらも膿を取り除きます。

分類はすべて違いますが、4つすべてが膿を取り除く効果があることがわかったかなと思います。

薬膳になると…。

以前紹介した、こちらのレシピを紹介します。

~冷や汁~

気温が下がり寒くなっているので、冷たくするのでなく、暖かい味噌汁でいただくといいと思います。

キュウリを暖かくして食べるのは…。

そんな時は、ズッキーニにしても良いですよ!

ツカコ(塚子)

 

 

 

 

 

 

手巻き寿司

9月の2回の3連休が終わりましたね…。

最初の3連休から体調を崩し、今も鼻水と咳に悩まされています。

後半の3連休は実家に帰省。

~手巻き寿司~

家族みんなで食べる手巻き寿司は、楽しくておいしいですよね!

今回の薬膳のポイントは“酢”です。

実は、調味料も効能がちゃんとあるんですよ!

よく注目されている“酢”

美容効果はもちろん、疲労回復効果も抜群です。

特に女性には、しっかりとっていただきたい食材になります。

~酢~

分類は、「活血化瘀類」になります。

通利血脈、血行促進、瘀血の改善が主要効能です。

酢は、「苦み」なので血の流れを活発にし、血脈の流れを正しくします。

瘀血がひどくなると、生理不調、生理痛が原因になるため、血を流すことが大切になります。

また、血と気は同じ働きをするため、血の流れが悪いと、気の流れも悪くなります。そこで起こりやすくなるのが頭痛です。

生理前や生理中で頭痛等がひどい場合、血・気の巡りが悪くなっているのかな…と思ってみてください。

以前紹介した、紅花や青梗菜も同じ分類になりますよ。

では、今回の酢の効能を見ていきましょう!

1、血流を改善し、瘀血を取り除きます。

2、胃に停滞する未消化の飲食物を取り除き、消化を促進します。

この2つがメインの効能になります。

五臓の“肝”に入りやすいので、気が発散できない場合の頭痛に効果があります。

前回の四逆散の記事も参考にしてみてくださいね。

注意としては、とりすぎに注意してください。

多量に摂取すると、胃の刺激になります。

そのため、胃の弱い方は加減してくださいね。

手巻き寿司のメイン、酢飯。

小さいころから祖母に教えてもらったもの。

小さい頃は、酢がきつくて苦手でした。

大人になると、美味しく感じるようになりました。

今は、手軽にとれる時代です。

血を流すのは、男性も大切ですよ!

意識して取り入れてくださいね。

ツカコ

 

四逆散

投稿が遅くなりました…。

この時期の風邪は、しぶといですね。

のどの次は、咳がひどくなり、痰が絡みます。

またお腹の調子もよくないので、つらいです。

今日は、よく出る漢方シリーズでお送りします。

最近すごく処方が増えている漢方です。

~四逆散(しぎゃくさん)~

・構成生薬

今回のポイントは、気の巡りに関する生薬が多いことです。

柴胡・枳実(きじつ)は気の巡りにかかわります。

芍薬(しゃくやく)・甘草は気を補う生薬になります。

肝気の流れが悪くなることが原因になります。

五臓の図で整理しましょう。

今の時期は、五臓の“肺”が原因ですよね。

なので、咳の風邪が原因になりやすいとお話ししました。

肺を見てください。

肺から太い矢印をたどると、肝にたどり着きます。

肝の手前は、「脾」になりますね。

肺に影響が出ると、その前の脾にも影響が出てきます。

気の流れが悪化すると、脾・胃の働きが低下しやすくなります。

また、水の流れが悪くなるため、肺気が上昇して、気管支炎をおこしやすくなります。四肢の冷えにもつながります。

根本は、気の流れの悪化になるため、気の巡りを良くすることが大切になります。

・柴胡は、肝の気の流れを改善します。

・枳実は、胃の働きを整えます。

・甘草は、脾の働きを活発にします。

・芍薬は、肝・脾の働きを活発にします。

では、おすすめの食材を紹介します。

柴胡・枳実は気の巡りを改善する「理気類」になります。

甘草・芍薬は、気を補う(身体を元気にする)「補気類」になります。

「理気類」と「補気類」の組み合わせの料理は、

鶏そばです!

以前にも紹介していますよ。

そばは、「理気類」になります。

胃気を低下させるので、消化機能の促進作用があります。

鶏は、「補気類」でしたね!

気を下す効果があるので、肺気の上昇も抑えてくれます。

 

今回の症状で、さらにおすすめ食材は、ジャスミンです!

ジャスミンは、肝にいい食材になるため、肝の気を流す効果があります。

 

漢方が苦くて飲めなくても、薬膳なら、食事で改善することも可能です。

相談も承っておりますので、コメント等お待ちしております。

ツカコ

 

 

夏バテ・浮腫み

体温以上の気温が続く名古屋。

皆さんバテバテです。

私自身もなんか身体がだるいんですよね…。

そこで、浮腫みによくて、さらに夏バテに良いレシピを考えてました。

 

今日のレシピは、~トウモロコシと牛肉の炊き込みピラフ~ です。

食材は、トウモロコシ・牛肉・玉ねぎです。

食材の整理から。

・浮腫みに良いのは、トウモロコシ

1、利尿作用により、身体の熱を取り除く作用があります。

2、脾・肺の働きを強くします。

浮腫み、疲労回復、食欲不振、便秘に効果があります。

 

身体を元気にする食材は、牛肉

1、気を補い、脾の働きを高める働きがあります。

2、血を補い、身体を強くします。

疲労、浮腫み、めまい、息切れ、痩せ気味、貧血などに効果があります。

 

気の滞りを改善する食材は、玉ねぎ

1、脾の働きを高めて、気の巡りを改善します。

2、胃の働きを調和し、消化を促進してくれます。

食欲不振、胃もたれ、胃腸の冷え、下痢などに効果があります。

 

この3つの食材の共通点は、胃腸機能を高めて、夏バテに効果があることです。

また米も気を補う食材のため、元気にしてくれる食材ばかりなんですよ!

 

会社のカフェで教えていただいた、炊き込みご飯風でピラフを作りました。

・作り方

まずは、米を洗っておいてください。

炊飯器に玉ねぎのみじん切り、トウモロコシ、牛のひき肉、洗った米を入れて、少な目の水を入れます。

そこに、コンソメ、バター、コショウを入れて、スイッチON!

ほったらかし🎵

炊けたら、混ぜて完成です!

 

多めに作って、残りはライスコロッケに。

衣は、なんとコーンフレークです。

触感が面白くて、子供さんにも喜ばれる一品です!

トマトケチャップを付けたら、なおおいしいです。

トマトも、熱をとる食材でしたね!(カテゴリー、身体の熱が気になる方を参照してください)

以外に、ビールに合うんで進みますが、お米なのでお腹は膨れます(笑)。

身体を元気に、毎日笑顔で楽しく過ごせますように♡。

ツカコ

 

腹痛

酷暑が戻ってきてしまいましたね。

名古屋は暑すぎます。

気温は、40度。

名古屋の猛暑日は76年ぶりに最多とのこと。

そして、観測史上最も暑い日になりました。

岩盤浴の暑さですが、暑いからと冷房を効かせすぎて、腹痛になりました。

患者さんでも、胃腸風邪や下痢になる人が目立つような感じがします。

そんな腹痛におススメレシピです。

 

〜とり肉とナスの玉ねぎ煮〜

みぞれみたいに、玉ねぎのすりおろしで煮てみました!

甘辛く煮てるので、サッパリ食べれますよ!

食材の整理をしましょう。

 

・玉ねぎ ~理気類(イライラのカテゴリーに)

1、脾の働きを高め、気の巡りを改善します。

2、胃の働きを調和し、消化を促進します。

3、体表の邪気を取り除き、陽気を温めて流します。

食欲不振、お腹の張り、下痢、胃もたれ、腹中冷痛に効果があります。

血流促進、疲労回復に効果があります。

 

・鶏肉 ~補気類~(バテ・元気がないのカテゴリー)

1、脾・胃の気を補います。

2、精・髄を補う

3、気を降ろし、逆流を防ぎます。

脾・胃が弱っている、食欲不振、下痢、咳などに効果があります。

 

*前回の記事、麦門冬湯の作用で、この時期にどうして咳が出やすくなるかを書きました。

気が逆上してしまうために起こると説明しています。

鶏肉は、その逆上を止めてくれるので、咳・げっぷなどに効果があります。

 

・なす ~止血類~

1、熱を取り除き、出血を止めます。

2、排尿を促進し、浮腫みを改善します。

黄疸、浮腫みに効果があります。

 

ナスは身体を冷やしてしまいます。

しかし、玉ねぎは身体を温める食材なので、冷えたときはおすすめです。

また、湿気がものすごい多いため、気が滞りやすくなります。

そのため、気滞症にもなりやすくなります。

気の流れを良くする食材(玉ねぎ、そば、柑橘類)や、体表の熱や邪気を発散させる食材(ネギ、生姜等)を意識して取り入れてみてください!

 

みぞれ煮なら、大根でしょ?と思われると思います。

あえて大根は入れてません。

それは、鶏肉と大根が相性悪いんです。

薬膳では一緒に用いることがないので、気の巡りの改善、身体を温める食材として玉ねぎをチョイスしたということです。

組み合わせがよくないものもあるので、難しいです。

注意してほしい食材は、必ず書きます。

しっかり読んでくださいね。

暑さは続きますが、そろそろ季節は秋に向かっています。

余計に乾燥が強くなる季節なので、身体を潤していきましょうね!

ツカコ