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五行<火> 五臓<心>

 
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ツカダ マホ
薬剤師、国際薬膳師・国際薬膳調理師 現在は調剤薬局に勤務し、漢方内科の門前薬局に所属。 季節性で体調が悪くなったり、特にストレスを感じやすく友達はできやすいが、人間関係で揉めやすかった。 薬膳料理を深めていくと、意識して食材をとる事が増えたことで精神的にしんどくなることが減った。 薬膳料理を通し〜自分らしく、健やかに愛される人〜を増やせるように健闘していきたい。

前回から説明している五行ですが、今回は<火>です。

火は、熱い・炎上・明快という特徴があります。
熱い…季節は夏です。
五臓は、“心”になります。
心は、喜ぶことを好み、温かいことを好みます。
夏の時期にテンションが上がったりするのはこの時期の特徴とも言えますね!

心というと、西洋で心臓に当たります。
心臓の一番大事な機能、全身の血液を巡らせる。ポンプですよね。
心臓が止まると死にますもんね。

五臓の心は、同じくことになります。
・血脈(けつみゃく)を司ると言います。
血脈とは、
①血を作る
②血流、脈管の動きをコントロールします。

では、血はどうやって作られるか。
西洋では、血液の中に色々な働きを持つものがありますよね。
酸素を運搬する、赤血球。免疫を司るもの、出血が起きた時に働く血小板等々…。
これらは、骨芽細胞によって作られます。

中医学の血は、まず生命活動を維持する赤色の液体と言います。
ざっくりです。概要で話しましたよね、イメージは自然だと。
食べ物に含まれる栄養が気と交わり、心の働きによって作られます。これが血です。
作られた血は、心の働きによって全身に運ばれていきます。

・神志を司る。
これは、2つの意味があります。
①生命活動。
顔色、視線、言語、反応、姿勢、動きなど体表に現れることです。
②精神、意識、思想活動です。
眠れなかったり、精神不安になるのは、心の働きが良くないからともされています。
そうですよね、精神的に安定な時の仕事と、ストレスがかかった時にする仕事では、疲労度も違いますよね。

血の巡りにも関係しているので、巡りが悪くなると瘀血(おけつ)という状態を引き起こしやすくなります。
4大特徴と言われる症状が、
①出血 生理不順などの不正出血、血尿・血便・吐血 など
②刺痛 針で刺すような痛み、痛みが限定で触ると痛みが増すが、温めると楽になる。
③紫紺 顔色が黒かったり、爪が青白い、あざ、舌表面が黒点のような斑点がある。
④固まり 生理出血のような固まりなど。

です。
女性でよく起こりやすくなります。
血の巡りが良くなる漢方を、服用している女性も多いと思います。
これも心の働き低下なので、大切な五臓なんですよ。

夏の時期は、体を冷やす“清熱類”
血の巡りは、活血類が良いとされています。
活血類の食材もまたアップさせますね!

ツカダ マホ

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薬剤師、国際薬膳師・国際薬膳調理師 現在は調剤薬局に勤務し、漢方内科の門前薬局に所属。 季節性で体調が悪くなったり、特にストレスを感じやすく友達はできやすいが、人間関係で揉めやすかった。 薬膳料理を深めていくと、意識して食材をとる事が増えたことで精神的にしんどくなることが減った。 薬膳料理を通し〜自分らしく、健やかに愛される人〜を増やせるように健闘していきたい。

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